黒執事考察ブログ

黒執事は「腐女子向けの作品」ではない・・!それはあまりにも勿体ない!枢先生の「嘘という名の伏線」に騙されないように頑張ってる人が管理人。葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたネタバレ有りの考察ブログです

【ネタバレ】黒執事第138話「その執事、推敲」Gファンタジー2018年4月号

黒執事第138話「その執事、推敲」Gファンタジー2018年4月号

扉絵:テーブルにつき、互いに向き合うセバスチャンと坊ちゃん。二人の間には、宙吊りになっているのか血に濡れた真シエルの両足が見える
  「交渉の黒テーブル」

悪魔と出逢った少年の願いとは?
坊ちゃん「欲しい・・力が欲しい・・僕らをこんな目に合わせた奴らに復讐する力が!!」
大人「ひ・・!?誰かアイツを黙らせろ!」
坊ちゃん「悪魔!お前と契約する!」

契約印までのくだりは今までと変化なし。
契約印を瞳に刻む際、悪魔の手からはバチバチと電気のような稲光が発せられ、坊ちゃんは痛みに絶叫する。
血が流れる右目を右手で抑える坊ちゃん。顔をあげると右目には契約印が(バチバチと音を立て電気のように光を発している)

悪魔「これで貴方は悪魔の力を手に入れた。最早貴方は誰にも屈する事もない。王のように傲慢に、獣のように高らかに!己の欲望を解き放つがいい!さあ!叫べ!」
ライオンの姿になるセバスチャン。ぼっちゃんの瞳には怯える大人たち、以前見えた蛾、そして横たわるシエルが見える。

坊ちゃん「こいつらを・・・殺せ!」
次の瞬間には、怯え壁際に集まっていた大人たちが体の腹辺りで真っ二つに上下に分断される。
あまりの素早さに理解できなかったのか、大人たちは間抜けな声をあげる

大人「え?」
悪魔「はははははははは!」

笑い声をあげながら他の大人たちにも手をかけていく悪魔。笑い声、悲鳴、関節の外れる音、引きちぎられる音、内臓や腕が飛ぶのが影絵であらわされる。
檻の中から呆然とその様子を見つめる坊ちゃん。
ボンッと音を立て、舌を出し目をむいた男の生首が転がってくる。(床には切断された指も見える)
思わず吐いてしまう坊ちゃん。
目は恐怖に歪み震えはあはあと息をしながらがくがくと震える
しかし口元は笑っているようにも見えた。

バリ、ゴキ、ボトッという音と主に誰かの右腕が落ちる
シンとするサバト会場。
悪魔は終わりをつげ、檻のカギを壊し坊ちゃんを外へ導き出す。

悪魔「どうぞこちらへご主人様、あなたのお名前は?」
坊ちゃん「僕の名前は・・・シエル。シエル・ファントムハイヴ。(横たわったシエルを見ながら)ファントムハイヴ伯爵家を継ぐ者」
悪魔「・・・ほう。ふふ・・成程良いでしょう。では私も伯爵にお仕えするに相応しい姿にならなくてはね。さあ、何なりとご命令を。小さなご主人様。」
見慣れたセバスチャンの姿となる。
悪魔の姿に驚く坊ちゃん

悪魔「おや、この姿ではお気に召しませんか?お望みとあらば別の姿にもなれますよ。これは?こんなのはどうです?」
ズズズ、という音とともに笑顔で様々な人間の姿になってみせる悪魔。
中世的な貴族風の恰好など。坊ちゃんは慌てていや、いい!最初のでいい!と突っ込む

悪魔「ではご主人様、契約内容をつめていきましょう。」
手をポンとうち、黒テーブルを出現させる悪魔。

坊ちゃん「え?」
悪魔「貴方は誰にも負けない力を望まれた。それは結構。ですが・・・もう少し具体的にして頂きませんと。」
坊ちゃん「ぐ、具体的って?」
悪魔「報酬のない無限の労働に従事したがる者はいない。取引とは双方に利益があってこそ成立するもの。損をすると分かっている契約などありえない。ね?」
ね、といい坊ちゃんを覗き込む悪魔。セバスチャンの顔をしているが、その笑顔はおぞましく歪んでいる。
ぞくっとする坊ちゃん

悪魔「嗚呼、先に言っておきますが不確定な条件もお受けできません。『気が済むまで』や『永遠に』などという不当なものも。人間の欲望には際限がありませんからねえ。」
坊ちゃん「そ、そんなこと球に言われても・・。」
悪魔「ではこうしましょう。三つ。三つまででしたらどんな願いでもかなえて差し上げます。一国の王になることも、かなわぬ恋の相手を手に入れることも世界中の金銀財宝に囲まれて暮らすことも思いのまま。」

坊ちゃん「じゃあ、死んだ人間を生き返らせることは?」

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黒執事27巻第138話「その執事、推敲」より

悪魔「・・・・・。」
悪魔「やはりお兄様を望まれるのですね、良いでしょう。穏やかで幸せな時間をお約束しますよ。」

坊ちゃん「嘘だ。」
驚いたような悪魔
坊ちゃん「渡り賃は二度と戻らないとおまえは言った。つまり死んだ人間を生き返らせることや時間を戻すことはお前には出来ない。『死んだ人間が生きている』そう僕に思い込ませることが出来るだけじゃないのか?」

悪魔「ほお・・・。」

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黒執事27巻第138話「その執事、推敲」より

悪魔「冷静ですし感が良くていらっしゃる。先ほどまで赤子のように泣き喚いていたとは思えません。しかし、『お兄様が生きている』とあなたが思えるのなら実際の生き死になどどうでも良いことじゃありませんか?」
坊ちゃん「いいわけないだろ!ふざけるな!!」

坊っちゃん
ダメだ・・こいつははじめから対等な契約をする気が無い!
考えろ!
考えろ!
僕はどうしたい?

僕らをこんな目に合わせた奴らに復讐したい!
層だ これは二度とないチャンス
シエルの魂を犠牲に手に入れた力
どう使えばいい?
シエルならどうする?

真シエル『僕とチェスでいい勝負ができるのはお父様とお前だけ。』

大丈夫 チェスと同じだ
よく考えるんだ 相手が次にどんな手を打ってくるか
どうすれば有利にゲームを運べるか
どうすればーーー僕が悪魔をコントロールできるか!

小さく息を吐く坊ちゃん
坊っちゃん「‥‥決めた。悪魔一つ目の願いだ。僕に絶対に嘘をつくな!」

悪魔「ふっ・・・はははは!これはこれは面白いことを考える!」
坊っちゃん「今後僕の質問にはすべて真実だけで答えろ。」
悪魔「良いでしょう。一つ目の願い確かに賜りました。」


【契約その1:契約者に嘘をつかないこと】


悪魔手袋を外す。手の甲と、瞳の契約印がキインと音を立て光る。
(上から契約印が重なっているようにも見える)

悪魔「貴方は瞳に刻まれた契約印で私を縛ることが出来る。さ、残りの二つの願いをどうぞ。」
坊っちゃん「二つ目、二つ目は・・僕らをこんな目に合わせた奴らに復讐するためには・・・。」

悪魔「了解しました。では早速皆殺しにーーーー」
笑顔の悪魔。自自自と右手がのこぎりのような刃物に代わる

坊っちゃん「ちょ!ちょっとまて!僕に見えないところでお前が勝手に殺してきたんじゃ意味が無い!」
悪魔「ご安心ください、嘘は吐かない契約です。あなたに危害を加えた人間を残らず抹殺してまいります。」

坊っちゃん「僕の復讐相手は僕らをここへ売り飛ばした奴隷商人たちじゃない。ファントムハイヴ家を襲ったやつらだ!」

悪魔「ではそれを全員ここへ連れてきて、あなたの前で殺せばいいですね?」

坊っちゃん「違う!いや、違わない。襲撃した奴らも許さない。でも黒幕が絶対いるはずだ。そいつが何でファントムハイヴ家を滅ぼそうとしたのか理由が知りたい。」

悪魔「黒幕・・・それは定義が難しい。あなたが受けた屈辱、その原因を作り出した人物をどこまでさかのぼって裁くのか?」
坊っちゃん「関係していそうな人間を適当に皆殺しにするっていうのはナシだ。」
悪魔「やれやれ ではどうすればあなたの復讐は完了するんです?」
すとんと椅子に座りなおす悪魔

坊っちゃん「僕が殺す。」
悪魔「なんですって?随分と面倒くさいk十をなさいますね。私に任せておけば労せず一瞬で済むというのに」
坊っちゃん「僕は何も知らない。僕たちがこんな目にあわされた理由もその相手も。何もわからないまま死にたくない。だから僕が自分の目で復讐すべき相手を見極めて僕の手で殺す。お前は僕が復讐を遂げるための駒になるんだ。」 

坊っちゃん
最初に嘘は封じた。次は・・・・『行動の掌握』

坊っちゃん「悪魔、二つ目の願いだ。僕に絶対服従すると誓え!」
悪魔「その起源は?」
坊っちゃん「僕が復讐を果たすまで」

悪魔「せっかく陣地を超えた悪魔の力を手に入れたというのにあまり良い選択とは思えませんがねえ。:
坊っちゃん「良いか悪いかは僕が決める。返事は?」
悪魔「かしこまりました。」

悪魔「先に言っておきますが、『願いの数を増やせ』や『契約自体を破棄しろ』といった契約自体を変更する命令には従えませんよ?」
坊っちゃん「わかった(チッ・・・ダメか)」

【契約その2】
契約者の命令に絶対服従であること

再び契約印が光る

悪魔「さ、次は三つ目の願いですね。」
坊っちゃん「そんなにせかすな、少し休ませてくれ。」
悪魔「かしこまりました。」
ニコッと微笑み、坊ちゃんを職種のようなものでつかみ上げ持ち上げ、横にさせる

坊っちゃん「急に何するんだ!」
悪魔「『休ませてくれ』というご命令に絶対服従したまでですが‥‥何か?」
坊っちゃん「それは命令じゃない!」
悪魔「おや、そうなんですか?困りましたね私には命令とそうでない者の判別がつきかねます。(せせらわらいながら)」

坊っちゃん「この・・・・っ!わかった!なら僕が『命令だ』といった時だけ絶対に従え!」

悪魔良い笑顔でポンと手を打つ
悪魔「成程!その付帯条件はわかりやすくて良い。」
坊っちゃん『こいつ!絶対にわざとやってるな(むかついたという顔。コミカルなタッチで描かれている)』
悪魔にイスに戻される坊っちゃん

悪魔「しかしいかに悪魔を従えているとはいえ、こんなに小さくもろそうな人間が自分で復讐相手を見つけることが出来るんでしょうかねえ。握りこぶしほどの大きさしかない割に頭の回転は悪くないようですが。」

坊っちゃん「わかってる。僕はただの子供だ。自分の力だけじゃ何もできなかった。」
坊っちゃん「-----悪魔、最後の願いだ。」

坊っちゃん
発言と行動に制限はかけられた。残る最後の一手はーーーー

坊っちゃん「復習を遂げるまで僕を裏切らず守り抜くこと!」
悪魔「裏切り・・ですか?」

坊っちゃん「お前が僕以外と二重契約する可能性があるからだ。」
悪魔「その場合、もう一人の契約者があなたの死を願えば、あなたの生存の保証に矛盾が生じると?」

坊っちゃん「そうだ。僕よりも前の契約者には僕の命令が執行されないとしたら?僕より後により好条件を提示する契約者が現れたら?もっと言えばーーーその契約者が僕の復讐相手だったら?僕はもう誰も信じられない!」

悪魔「ご安心ください。私は複数契約しない主義です。中には欲をかいて意地汚い前値をする輩もいますがそれは美しくない。私の美学に反します。悪魔だってポリシーの一つや二つ持っていますよ。しかし『守り抜く』・・・・ふむ、外部攻撃からの防御はたやすいことですが、病死からの保護も含まれますか?そうなるとあなた自身の体にかなり大掛かりな処置を施すことになりますよ。私の体内に取り込んで外気との接触を遮断するとかね」

坊っちゃん「病・・・(そういえば最近全然咳が出てないな)」
坊っちゃん「例えば僕を病にかからない丈夫な身体にすることはできるのか?」
悪魔「それは三つのうちの一つを消費していただかなくてはならない願いですね。」
坊っちゃん「なら守るのは外部攻撃からだけでいい。病にかかってしまったらどうするかはその時に考える。これで決定だ。」

悪魔「そもそも『裏切らず守り抜く』という文言だって一つに見えて二つの願いを内包した不当な条件とも言えますが、二重契約をしない私の美学を理解していただくためにもこの内容で譲歩いたしましょう。」
坊っちゃん「いちいち面倒くさい悪魔だな・・(言い方がむかっとくる・・」

【契約その3:契約者が復讐を遂げるまで守り抜くこと】
再び契約印が光る。

悪魔「さあ、これで私は貴方だけを主とし、貴方だけを護り、あなただけには嘘をつかない忠実な下僕。起源は、貴方が復讐を遂げるその日まで。そしてあなたが復讐を遂げ、契約が完了した暁にはーーーー報酬としてあなたの魂を頂きます。


坊っちゃん「-----えっ!?」
契約締結!?

第138話終了
考察に続きます
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餅月