黒執事考察ブログ

黒執事は「腐女子向けの作品」ではない・・!それはあまりにも勿体ない!枢先生の「嘘という名の伏線」に騙されないように頑張ってる人が管理人。葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたネタバレ有りの考察ブログです

【ネタバレ考察】黒執事第112話「その執事、独唱」

こんにちは、餅月です。
今回は黒執事第112話、「その執事、独唱」の考察をしていきます。

あらすじ

扉絵:指をシーっとしているセバスチャンと踊る影絵

壇上にローブを着た複数の男の姿。(5人)
歌い始める


あまねく光
星の海
魂迷う星屑よ

終わりなき夜を照らすのは
青く輝く一等星

我らの光捧げよう
永遠のきらめき

守るためにも

坊ちゃん『合唱‥?讃美歌‥?だが聞いたことが無い。この集会独自のものか‥?』

ローブの男「人はみな、広い宇宙に浮かんだ小さな星。その光は弱くとも同じものは一つとしてない。そしてすべての星は迷える旅人を導ける輝きがある。ポラリス、ベガ、カノープス、シリウス。守護星の輝きを今あなたたちに届けよう。さあ歌おう!みんな一緒に!」

男たちがローブを一斉に脱ぐ。そこには現代のアイドルのような恰好をした四人の元寄宿学校寮監生の姿が。」
エドワード「セッ・・先輩・・!?」

それでは聞いてください。「Shining star」

「Shining star」
作詞作曲 ブラバット・スカイ

さあ歌っちゃおう(OH!)
忘れちゃおう(OH!)
曇り空に
Say good bye
満点星
超イッパイ
ここに来た ご褒美上げる
キラキラの魔法さ


キミはShining star
ちっぽけな光だって
キミはShining star


手を繋げばほら キミと ボクと 星座になろう!
ねえどうしたの?(NO!)
悲しいの?(NO!)
泣かないでよStay with me
悩み 聞くよ 今すぐに
頑張ったご褒美さ
キミに キラキラの秘宝さ

ボクらShining star
星座に結ばれて
ボクらShining star
夜空に溶け合って
キミと ボクと ソラと ホシと
銀河(スフィア)になろう

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黒執事第112話「その執事、独唱」より。

坊ちゃん「なんだこれは・・・・」
エドワード『すごい・・!ポルカよりもずっとテンポが速い曲。それに合わせた一糸乱れぬ踊り。曲を知らなくてもだれもが盛り上がれる雰囲気・・。まさかこれがエリザベスの言う「ここにしかないキラキラ」…?」


そのころ、ミュージックホールに入れず近くの酒場にいるセバスチャンに娼婦の女性が声をかける。
女性に食事をご馳走しようとしたところ、女性は文字を読むことができなかった。
何か引っかかりを感じるセバスチャン


ショーが終わり、坊ちゃんがミュージックホールから出てくる。
客は口々に今日の感想を述べあい、子供は今日聞いた曲を歌っていた。

セバスチャン、坊ちゃんと合流。
坊ちゃんとエドワードは今日聞いた曲についてセバスチャンについて話す。

セバスチャン「それはこんな曲ではありませんでしたか?」
何故か振り付けも完ぺきに踊り歌い出す。

キミはShining star
ちっぽけな光だって
キミはShining star

手を繋げばほら キミと ボクと 星座になろう!

エドワード「何故それを・・会場に潜り込んでいたのか?」
ソーマ「執事が今歌っていた曲は英国で流行っているのか?アグニと市場に行くとよくそれを歌っている奴がいるんだ。子供とか」

坊ちゃん「やはりな。セバスチャン。さっきの歌はさっきの娼婦から聞いたんだろう。」

セバスチャン「ご明察。そして彼女もまた同業者の女性から聞いたそうです。この英国の下層階級ではいまだに識字率が十分といえません。よって情報を広めたい場合口伝が一番有効といえるでしょう。口伝内容をより効果的に記憶させる方法は「歌」。」
エドワード「つまりあの歌はなにか教義を広めるために作られた?」
セバスチャン「可能性は高いですね。」

エドワード「うーん・・・歌詞は星がどうとかで危険思想は感じなかったがな。」

セバスチャン「純銀のブレスレットにつきましては、これが無いとは入れない部屋があり、そこで何やら楽しいイベントが行われているようです。」
坊ちゃん「占いを受けたものだけが入れるクローズドイベント・・・。まさかエリザベスもそこに・・・?」


スフィアミュージックホール
思いつめた様子のエリザベスが四つの扉の前に立つ。
後ろからブラバットが囁き一つの扉を指さす。
扉の向こうへ一人で消えるエリザベス

第112話終


考察(新たに張られた伏線)

讃美歌風の曲とアイドル調で異なる「キラキラ」という言葉が指す意味

この二つの曲には共通して「きらめき」のことが歌われています。
一見同じ内容を示しているように感じますが、歌詞をよく見比べてみると、「キラキラ」の表す意味がすり替えられていることに気づくことができます。
まずは讃美歌風の、一番初めに歌われた歌詞から見ていきましょう。


一曲目考察


あまねく光
星の海
魂迷う星屑よ
→星屑、はミュージックホールにいる人々のことでしょう。さまよう魂・・。少し死神チックな言い回しを感じます。

終わりなき夜を照らすのは
青く輝く一等星
→我々は星屑であり一等星ではない。今のこのくらい夜を照らすのは一等星の存在だ。
→星屑の我々一般人とは違う星のような区別された人がいる。それが救世主である

我らの光捧げよう
→星屑たちの弱い光を一等星に捧げよう(自己犠牲)

永遠のきらめき
守るためにも
→その結果一等星のきらめきは永遠に守られる(星屑たちは・・?)


この歌詞を聞いている人々は自分自身のことを「きらめき」だと思っていることでしょう。
しかしこの歌の中において人々は「きらめき」ではありません。ただの「星屑」です
そしてこの歌の中で星屑とは、一等星のきらめきを永遠に守るために捧げられるモノでしかありません。
見事なすり替えですね。


二曲目「Shining star」考察

そして直後に歌われるアイドル的な曲の中では真っ先にそれらを
「歌っちゃおう!忘れちゃおう!」と人々に忘れさせているのです。
こちらの歌の歌詞に登場するきらめき、きらめく星は、間違いなく観衆一人一人のことを指しています。


「Shining star」

さあ歌っちゃおう(OH!)
忘れちゃおう(OH!)
曇り空に
Say good bye
満点星
超イッパイ
ここに来た ご褒美上げる
キラキラの魔法さ


キミはShining star
ちっぽけな光だって
キミはShining star

以下略

また余談ですが、ラストの僕と、きみと、ソラと、星と、の部分は
ソラ=スカイ=ブラバット
星=シエル
の隠された意味もあるのかもしれませんね。


まとめ

  • 二曲で「きらめき」が示す内容が異なっている。
  • 一曲目での「きらめき」は一等星のことであり、人々は一等星に「きらめき」を捧げる「星屑」に過ぎない
  • 二曲目では人々は「きらめき」であるとして歌われている(曲の真意に気付かせないためか)


しかし、ブラバットさん作詞作曲までしていたんですね笑笑
しかもお名前がブラバット・スカイ。
これ本名なんでしょうかね?
いよいよ天体チックです。

ちなみに坊ちゃんの本当の名前考察ですが、ノエル(12月生まれだから)、アステル(ギリシャ語で星)辺りが有力視されていますよね。
ここまで天体推しがきたのでやはりアステルが最有力でしょうか・・?

空との対比としてフランス語での海「メール」も可能性としてはまだ消えていなさそうです。
むちゃんこ脱線しますが、実はコマドリ坊ちゃんをドルイットが形容した際に「森と海のコントラスト」と一度だけ発言されているのです。
たかが子爵されど小癪。実は子爵の「美」のアンテナは一般登場人物とは確実に線引きされて描かれていることが明らかになっています。小癪ですが。
これにつきましても近いうちに記事を載せさせていただきます。

今日はここまで!

餅月